退職金2,000万円は、大手企業で勤続30年前後の定年退職者に多い水準です。東京都産業労働局の調査によると、大企業の大卒定年退職者の平均退職金は約2,000〜2,500万円とされており、まさに標準的な金額帯です。
勤続30年の場合、退職所得控除は1,500万円で、退職所得は250万円(課税対象125万円)。税金は約19万円で、手取り率は99%を超えます。一方、早期退職等で勤続15年の場合は控除額600万円、退職所得700万円(課税対象350万円)となり、税金は約55万円に跳ね上がります。
2,000万円の退職金は老後資金の核となります。いわゆる「老後2,000万円問題」の文脈で語られる金額ですが、公的年金と合わせれば、標準的な生活を送るための基盤となります。退職金の一部を個人年金保険や終身保険に振り替えることで、長生きリスクへの備えも検討しましょう。