自動車費用の基礎知識
車を所有するにはさまざまな費用がかかります。車両の購入費用だけでなく、税金・保険・車検・燃料費・駐車場代など、維持費の総額を把握することが大切です。ここでは自動車にかかる費用の全体像を解説します。
自動車税(種別割)
自動車税は毎年4月1日時点の所有者に課税されます。排気量によって税額が異なり、軽自動車は一律10,800円、普通車は排気量に応じて25,000円〜110,000円です。2019年10月以降に初回新規登録を受けた普通車は引き下げ後の税率が適用されます。電気自動車はグリーン化特例により減税措置があります。
車検費用
車検は新車購入時は3年後、以降は2年ごとに受ける必要があります。車検費用には法定費用(自賠責保険料・重量税・検査手数料)と整備費用が含まれます。軽自動車で6〜8万円、普通車で8〜15万円が目安ですが、車の状態や整備工場によって大きく変わります。
自賠責保険と任意保険
自賠責保険は法律で加入が義務付けられている保険で、車検時に支払います。任意保険は任意ですが、対人・対物事故に備えて加入することが強く推奨されます。保険料は年齢・等級・車種・補償内容によって異なり、20代では月額8,000円程度、30代以降は月額4,000〜5,000円程度が一般的です。
燃料費の計算
燃料費は「年間走行距離 / 燃費 x ガソリン単価」で概算できます。年間8,000km走行、燃費15km/L、ガソリン170円/Lの場合、年間約90,667円です。ハイブリッド車や電気自動車では燃料費を大幅に削減できますが、車両価格が高い傾向にあります。
その他の費用
上記以外にも、駐車場代(月額5,000〜30,000円程度)、タイヤ・オイル交換などのメンテナンス費用、高速道路料金、洗車代などがかかります。これらを含めた総費用を把握することで、車を持つ・持たないの判断材料になります。
ローン購入の注意点
自動車ローンを利用すると、金利の分だけ総支払額が増えます。金利3%・5年ローンの場合、200万円の車で約15万円の利息がかかります。頭金を多く入れたり、返済期間を短くすることで利息を抑えられます。残価設定ローンは月々の支払いが安くなりますが、最終的な負担は増える場合があります。