年収600万円の住民税は、独身の場合で年間約307,200円(月額約25,600円)です。月額で2万円を超え、給与明細で住民税の存在感を実感する年収帯です。

住民税の特徴として、所得税とは異なる「調整控除」という仕組みがあります。所得税と住民税では人的控除額(基礎控除・配偶者控除・扶養控除)に差があるため、その差額分を補填する控除です。課税所得200万円以下の場合は控除差合計額の5%が、200万円超の場合は調整額の5%(最低2,500円)が住民税から差し引かれます。

配偶者と子ども1人(16歳以上)がいる場合、住民税は年間約241,200円(月額約20,100円)となり、独身と比べて年間約66,000円の差が生じます。住宅ローン控除の住民税適用分(最大97,500円/年)がある場合は、さらに軽減されます。