月収40万円は、大手企業の課長クラスや、IT・金融業界の専門職に多い月収帯です。年収換算で480万円〜640万円程度となり、生活にゆとりが出始める一方、社会保険料の負担も大きくなります。

標準報酬月額は41万円(第27等級)と判定されます。社会保険料の本人負担は月額約60,231円で、月収の約15%が社会保険料として天引きされます。40歳以上で介護保険料が加わると、本人負担は約63,491円に増加します。

この月収帯になると、厚生年金の将来給付額も充実してきます。月収40万円で40年間加入した場合、老齢厚生年金は年間約80万円が上乗せされ、国民年金と合わせて年間約160万円の年金が見込めます。ただし、厚生年金には標準報酬月額65万円の上限があるため、月収が65万円を超えても年金額はそれ以上増えません。健康保険料は上限が高い(標準報酬月額139万円)ため、高所得になるほど「保険料は増えるのに年金は増えない」という状況になります。手取りを最適化するには、確定拠出年金(企業型DC・iDeCo)の活用で社会保険料の算定基礎から掛金を除外できる制度を確認しましょう。