月収35万円は、30代中盤〜後半の中堅社員や、主任・係長クラスに多い月収帯です。年収換算で420万円〜560万円程度となり、住宅購入や子育て費用を考え始める時期と重なります。
標準報酬月額は36万円(第25等級)と判定され、社会保険料の本人負担は月額約52,878円です。厚生年金保険料だけで月約32,940円の負担となり、給与明細を見て驚く方も少なくありません。
この月収帯では、配偶者の「扶養」に関する判断が重要になります。配偶者が年収130万円未満であれば社会保険の扶養に入れますが、配偶者自身が社会保険に加入して働く場合は世帯全体での保険料負担が増加します。一方、配偶者が厚生年金に加入することで将来の年金額は大幅に増えるため、長期的な視点での判断が必要です。また、産前産後休業・育児休業中は社会保険料が免除される制度があり、月収35万円の場合、免除される保険料は本人負担分だけで月約52,878円に上ります。この制度を知っておくことで、ライフプランの設計がしやすくなります。