年収800万円の方がiDeCoに加入すると、掛金月額23,000円(上限)の場合で年間約83,959円の節税効果があります。部長クラスや高度専門職に多いこの年収帯では、所得税率20%が適用され、iDeCoの節税メリットが最大級に達します。

年収800万円前後では給与所得控除が上限(195万円)に近づくため、それ以上の年収増加分は税率がそのままかかります。こうした高税率環境では、iDeCoの所得控除の価値が相対的に高くなります。掛金の実質負担は節税効果を考慮すると約7割程度で済む計算です。

30年間の累計節税額は約252万円です。この金額に加えて運用益の非課税メリットもあるため、老後の資産形成において非常に有効です。ただし、iDeCoの掛金上限は月23,000円(企業年金なしの会社員)であり、年収800万円の方にとっては節税枠として物足りなく感じるかもしれません。その場合は、新NISAの年間360万円の投資枠を合わせて活用し、税制優遇を最大化しましょう。