年間配当金300万円は、数千万円〜1億円規模の株式投資を行っている投資家の水準です。この金額になると、税金の差額が年間で数十万円に及ぶため、申告方法の選択が極めて重要になります。

申告不要の場合、税額は約609,450円で手取りは約2,390,550円です。総合課税が有利かどうかは給与年収に大きく依存し、年収700万円を超えると申告不要の方が有利になるケースが増えます。

この水準の配当所得がある方は、(1)法人での株式保有(受取配当等の益金不算入制度)、(2)海外株式の外国税額控除の活用、(3)配当再投資によるNISA枠の最大活用——など、より高度な税務戦略を検討しましょう。