【2026年版】国民健康保険料はいくら?計算方法・高い理由・安くする方法を解説
最終更新: 2026年3月
「国民健康保険料が高すぎる」「年収に対して保険料はいくらかかるの?」――フリーランスや退職後に国保に加入した方の多くが、保険料の高さに驚きます。この記事では、2026年度(令和8年度)の国民健康保険料の計算方法から、年収別の保険料目安、国保が高い理由、保険料を安くする方法、社会保険との違い、退職後の選択肢まで徹底解説します。
国民健康保険とは(加入対象者)
国民健康保険(国保)は、会社の健康保険(社保)に加入していないすべての人が加入する公的医療保険制度です。日本は「国民皆保険」の制度を採用しているため、何らかの健康保険に必ず加入しなければなりません。
具体的に国保に加入する方は以下の通りです。
1. フリーランス・個人事業主
会社に所属していないため、社会保険に加入できません。開業届を出して個人事業を営む方のほとんどが国保加入者です。
2. 退職して社会保険を喪失した方
会社を退職すると、退職日の翌日から社会保険の資格を喪失します。任意継続を選択しない場合、国保に加入する必要があります。
3. パート・アルバイトで社保の加入条件を満たさない方
勤務時間が週20時間未満、または従業員数が一定未満の事業所に勤めている方で、社保の加入条件を満たさない方が該当します。
4. 無職の方・学生
収入がなくても、社保に加入していなければ国保への加入が必要です。ただし、親の社保の扶養に入れる場合は国保加入は不要です。
5. 農業・漁業に従事する方
農業・漁業を営む自営業者も国保の加入対象です。ただし、国民健康保険組合(業種別の組合)に加入している場合は市区町村の国保には加入しません。
国民健康保険は市区町村(特別区を含む)が運営しています。2018年度からは都道府県が財政運営の責任主体となり、市区町村と共同で運営する仕組みになりました。そのため、保険料率は自治体ごとに異なり、同じ年収でも住む場所によって保険料に大きな差が生じます。
国保の計算方法(所得割+均等割+平等割)
国民健康保険料は、「医療分」「後期高齢者支援金分」「介護分」の3つの区分で構成されています。それぞれに対して「所得割」「均等割」「平等割」(一部の自治体のみ)が計算され、その合計が年間の保険料となります。
国保保険料 = 医療分 + 後期高齢者支援金分 + 介護分(40〜64歳のみ)
各区分 = 所得割(所得 × 料率)+ 均等割(加入者数 × 定額)+ 平等割(1世帯あたり定額)
所得割
所得割は、前年の所得に応じて計算される保険料です。算定基礎所得 = 前年の総所得金額等 - 基礎控除(43万円)に、自治体ごとの料率を掛けて計算します。所得が高いほど保険料も高くなるため、国保保険料の大部分を占めます。
所得割の料率は自治体によって大きく異なります。医療分の料率は概ね6%〜10%程度の範囲です。例えば、東京都世田谷区では約8.69%、大阪市では約8.77%(2025年度参考)となっています。
均等割
均等割は、国保に加入している人数に応じてかかる定額の保険料です。所得に関係なく、加入者1人あたり年間2〜5万円程度が課されます。家族が多いほど保険料が増える要因です。
平等割
平等割は、1世帯あたりに定額で課される保険料です。ただし、すべての自治体が平等割を採用しているわけではありません。東京23区など、平等割がない自治体もあります。採用している自治体では、世帯あたり年間1〜3万円程度です。
自治体による保険料の差
国保保険料は自治体ごとに料率が異なるため、同じ年収でも住む場所によって年間10万円以上の差が生じることがあります。一般的に、高齢化率が高い地域や医療費が多い地域ほど保険料が高い傾向にあります。
| 自治体(参考) | 医療分 所得割率 | 均等割(医療分) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 東京都世田谷区 | 約8.69% | 約49,100円 | 平等割なし |
| 大阪市 | 約8.77% | 約35,628円 | 平等割あり |
| 名古屋市 | 約7.70% | 約37,870円 | 比較的安い部類 |
| 福岡市 | 約8.39% | 約31,738円 | 平等割あり |
各自治体の国民健康保険料率は、各市区町村公式サイトの「国民健康保険料の計算方法」ページを参考に作成しています。料率は年度ごとに改定されるため、最新情報はお住まいの自治体にご確認ください。
年収・年齢・家族構成を入力するだけで、国保保険料の目安を自動計算します。
年収別の国保保険料早見表
以下は、単身世帯・40歳未満(介護分なし)の場合の国保保険料の目安です。給与所得者の場合は給与所得控除後の所得で計算され、自営業者の場合は事業所得(収入-経費)で計算されます。自治体によって差がありますが、代表的な料率をもとに概算しています。
| 年収 | 算定基礎所得 (目安) |
国保保険料 (年額・目安) |
月額換算 (目安) |
|---|---|---|---|
| 200万円 | 約89万円 | 約14〜18万円 | 約1.2〜1.5万円 |
| 300万円 | 約155万円 | 約22〜28万円 | 約1.8〜2.3万円 |
| 400万円 | 約221万円 | 約31〜39万円 | 約2.6〜3.3万円 |
| 500万円 | 約301万円 | 約41〜51万円 | 約3.4〜4.3万円 |
| 600万円 | 約381万円 | 約50〜63万円 | 約4.2〜5.3万円 |
| 700万円 | 約457万円 | 約58〜73万円 | 約4.8〜6.1万円 |
| 800万円 | 約533万円 | 約66〜83万円 | 約5.5〜6.9万円 |
上記は給与所得者・単身世帯・40歳未満(介護分なし)の場合の概算です。40歳以上65歳未満の方は介護分(年2〜5万円程度)が加算されます。自営業者の場合は給与所得控除がないため、同じ売上でも所得が高くなり、保険料はさらに高額になります。正確な金額は当サイトの国保計算ツールをご利用ください。
国保が高い理由
「社会保険のときに比べて国保が高すぎる」と感じる方は非常に多いですが、これには明確な理由があります。
1. 事業主負担がない
社会保険(健康保険)では、保険料を会社と従業員で折半(50%ずつ)するため、本人が負担するのは保険料の半額です。一方、国保には事業主負担の仕組みがなく、保険料の全額を自分で支払う必要があります。これが「国保が高い」と感じる最大の理由です。
2. 扶養制度がない
社保では、配偶者や子どもを「扶養」に入れれば、扶養家族の保険料は無料です。しかし、国保には扶養の概念がありません。家族全員が加入者としてカウントされ、均等割が人数分かかるため、家族が多い世帯ほど保険料が大きく膨らみます。
3. 加入者の所得水準が低い
国保の加入者は高齢者や非正規雇用者が多く、平均所得が低い傾向にあります。一方で医療費の支出は高齢者ほど多いため、少ない加入者の保険料で多額の医療費を賄う構造になっています。このため、加入者一人あたりの負担が重くなります。
4. 前年所得に基づく計算
国保の保険料は前年の所得に基づいて計算されます。退職した翌年は、前年の高い給与所得をもとに保険料が算定されるため、収入がないのに高額の保険料を請求されるというケースが発生します。
5. 自治体の財政状況
国保は自治体ごとに運営されるため、財政状況が厳しい自治体ほど保険料が高くなる傾向があります。医療費の増加や高齢化の進展により、多くの自治体で保険料の引き上げが続いています。
社保 vs 国保の比較
社会保険(健康保険)と国民健康保険の違いを、保険料・制度面から比較します。
| 比較項目 | 社会保険(健康保険) | 国民健康保険 |
|---|---|---|
| 保険料負担 | 会社と折半(本人50%) | 全額自己負担 |
| 扶養制度 | あり(扶養家族の保険料無料) | なし(全員分の保険料が発生) |
| 傷病手当金 | あり(標準報酬日額の2/3) | 原則なし |
| 出産手当金 | あり(標準報酬日額の2/3) | なし |
| 出産育児一時金 | あり(50万円) | あり(50万円) |
| 保険料の計算基礎 | 標準報酬月額 | 前年の所得 |
| 加入手続き | 会社が行う | 自分で市区町村に届出 |
| 窓口負担 | 3割(一般的) | 3割(一般的) |
窓口での自己負担割合(原則3割)は同じですが、保険料の負担と給付内容に大きな差があります。特に傷病手当金と出産手当金がない点は、フリーランスや個人事業主にとって大きなリスクです。病気やケガで働けなくなった場合の所得保障がないため、民間の所得補償保険への加入も検討する必要があります。
年収500万円・単身・40歳未満の場合の比較例
社保(協会けんぽ):約25万円/年(本人負担分)
国保(東京23区目安):約45万円/年
年間約20万円の差が生じます。さらに扶養家族がいる場合は差がさらに広がります。
年収と家族構成を入力するだけで、社保と国保の保険料の差額をシミュレーションできます。
国保を安くする方法
国保の保険料は高額になりがちですが、いくつかの方法で負担を軽減できる可能性があります。
1. 低所得世帯向けの軽減制度(7割・5割・2割軽減)
世帯の所得が一定基準以下の場合、均等割と平等割が7割・5割・2割軽減されます。この軽減は自動的に適用されますが、所得の申告が必要です(無収入でも住民税の申告をしないと軽減が適用されません)。
| 軽減割合 | 世帯の所得基準(2026年度目安) | 単身世帯の場合 |
|---|---|---|
| 7割軽減 | 43万円以下 | 所得43万円以下(給与収入約98万円以下) |
| 5割軽減 | 43万円 + 29.5万円 × 被保険者数 以下 | 所得72.5万円以下(給与収入約137万円以下) |
| 2割軽減 | 43万円 + 54.5万円 × 被保険者数 以下 | 所得97.5万円以下(給与収入約162万円以下) |
2. 非自発的失業者の減免
会社都合の解雇やリストラ、雇い止めなどで失業した方(特定受給資格者・特定理由離職者)は、前年の給与所得を30/100として計算する軽減措置が受けられます。離職日の翌日から翌年度末まで適用されるため、大幅な保険料の軽減が可能です。ハローワークで交付される「雇用保険受給資格者証」の離職理由コードで判定されます。
3. 災害・所得激減による減免申請
災害や事業の廃止・休止により所得が著しく減少した場合、市区町村に減免を申請できます。減免の基準や内容は自治体によって異なるため、まず市区町村の国保窓口に相談することが重要です。
4. 所得を正しく申告する(経費の適正計上)
個人事業主の場合、事業に関連する経費を漏れなく計上することで課税所得を減らし、結果的に国保保険料も下がります。青色申告を選択すれば最大65万円の青色申告特別控除が適用され、国保の算定基礎所得も下がります。
5. 法人化して社会保険に加入する
事業所得が一定以上(目安として年間500万円以上)の場合、法人化(マイクロ法人含む)して社会保険に加入する方が、国保よりも保険料が安くなるケースがあります。法人の場合、役員報酬を低く設定すれば社会保険料を抑えられるため、トータルの社会保険料負担を最適化できます。
6. 国民健康保険組合への加入
特定の業種(建設業・美容業・医師・文芸・デザインなど)に従事している場合、業種別の国民健康保険組合に加入できることがあります。組合国保は所得に関係なく定額の保険料を設定しているケースが多く、高所得者ほど市区町村国保より安くなる可能性があります。
退職後の選択肢(任意継続 vs 国保)
会社を退職した場合、健康保険の選択肢は主に3つあります。任意継続被保険者になる、国保に加入する、家族の社保の扶養に入るのいずれかです。
任意継続被保険者制度
退職前に2か月以上継続して社会保険に加入していた方は、退職後も最長2年間、同じ健康保険に「任意継続」として加入できます。ただし、会社負担分も含めた全額(これまでの約2倍)が自己負担になります。
任意継続の保険料は、退職時の標準報酬月額(上限あり・協会けんぽの場合は30万円が上限)に基づいて計算されます。退職後2年間は原則として保険料が変わりません。
任意継続と国保の比較ポイント
- 任意継続の保険料を確認する
退職時の標準報酬月額をもとに、協会けんぽまたは健康保険組合に保険料を問い合わせます。退職前の給与明細にある「健康保険料」の約2倍が目安です。 - 国保の保険料を試算する
前年の所得をもとに、市区町村の窓口で国保の保険料を試算してもらいます。当サイトの国保計算ツールでも概算を確認できます。 - 扶養家族の有無で判断する
扶養家族がいる場合は任意継続が有利なことが多いです(扶養家族の保険料がかからないため)。単身世帯で前年の所得が低い場合は国保の方が安くなる可能性があります。
一般的に、退職前の年収が高かった方や扶養家族がいる方は任意継続が有利です。一方、退職翌年に所得が大きく下がる見込みの方は、2年目以降は国保の方が安くなるケースが多いため、任意継続を1年で脱退して国保に切り替える選択肢も検討しましょう。2022年の法改正により、任意継続は任意のタイミングで脱退できるようになりました。
退職後に配偶者や親が社保に加入している場合、年間収入が130万円未満(60歳以上は180万円未満)であれば、その扶養に入ることができます。扶養に入れば保険料はかかりません。退職後にすぐに再就職しない場合は、まず扶養に入れるかどうかを確認しましょう。
フリーランス・個人事業主の国保対策
フリーランスや個人事業主にとって、国保保険料は事業コストの中でも大きな負担です。以下の対策を組み合わせることで、保険料の最適化が可能です。
1. 青色申告で65万円控除を最大限活用する
青色申告特別控除(最大65万円)は、所得税だけでなく国保の算定基礎所得も引き下げます。e-Taxで電子申告し、複式簿記で記帳することで65万円の控除を受けられます。この控除だけで国保保険料が年間5〜7万円程度軽減される計算です。
2. 小規模企業共済・iDeCoで所得を下げる
小規模企業共済(月額最大7万円)やiDeCo(個人事業主は月額最大6.8万円)の掛金は、全額が所得控除の対象です。ただし、国保の算定基礎所得の計算では「総所得金額等 - 基礎控除43万円」が基準となるため、小規模企業共済やiDeCoの掛金は国保の所得割計算には影響しません(所得税・住民税の軽減には有効です)。
国保の算定基礎所得と所得税の課税所得は計算方法が異なります。国保は「総所得金額等 - 基礎控除43万円」で計算するため、社会保険料控除や生命保険料控除、iDeCo掛金の所得控除は反映されません。国保を下げるには「経費を増やす」「青色申告控除を使う」ことが直接的に有効です。
3. マイクロ法人を活用する
事業所得が高額な場合、事業の一部を法人化(マイクロ法人)し、法人から自分に低い役員報酬を支払うことで、社会保険料を最適化できます。例えば、役員報酬を月額6万円程度に設定すれば、社会保険料は月額約1.8万円(本人負担分)程度に抑えられます。ただし、法人設立・維持のコスト(法人住民税7万円/年、税理士費用など)を考慮する必要があります。
4. 国保組合への加入を検討する
IT・デザイン系フリーランスの場合、「文芸美術国民健康保険組合」に加入できる可能性があります。文美国保の保険料は所得に関係なく定額(2025年度:月額21,100円)のため、所得が高い方ほどメリットがあります。加入には一定の条件(文芸・美術・著作活動に従事していることなど)を満たす必要があります。
国保の上限額(2026年度)
国民健康保険料には年間の上限額(賦課限度額)が設定されています。所得がどれだけ高くても、上限額を超える保険料は課されません。
| 区分 | 2025年度 | 2026年度 | 変更 |
|---|---|---|---|
| 医療分 | 65万円 | 65万円 | 据え置き |
| 後期高齢者支援金分 | 24万円 | 24万円 | 据え置き |
| 介護分(40〜64歳) | 17万円 | 17万円 | 据え置き |
| 合計 | 106万円 | 106万円 | 据え置き |
2026年度の国保保険料の上限額は、医療分65万円、後期高齢者支援金分24万円、介護分17万円の合計106万円です。40歳未満で介護分がかからない方の上限は89万円です。
上限額に達する年収の目安は、単身世帯の場合で給与収入約1,100万円前後です。自営業者の場合は事業所得(収入-経費)約900万円前後で上限に近づきます。ただし、自治体の料率によって異なるため、正確な金額は各自治体の計算式で確認する必要があります。
厚生労働省「国民健康保険の保険料(税)の賦課限度額」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/)を参考に作成しています。賦課限度額は毎年度見直しが行われるため、最新情報は厚生労働省または各自治体にご確認ください。
国保と確定申告の関係(社会保険料控除)
国民健康保険料は、確定申告で「社会保険料控除」として全額が所得控除の対象になります。国保だけでなく、国民年金保険料や介護保険料なども社会保険料控除に含めることができます。
社会保険料控除は「その年に実際に支払った金額」が対象です。前年分の滞納分を今年支払った場合も、今年の社会保険料控除として申告できます。逆に、来年分を前払いした場合も、支払った年の控除対象になります。
年間の国保保険料40万円 + 国民年金保険料約20万円 = 社会保険料控除 約60万円
所得税率20%の方なら、約60万円 × 20% = 約12万円の税金が軽減されます。住民税(10%)と合わせると、約18万円の軽減効果です。
確定申告書の「社会保険料控除」の欄に、1年間に支払った国保保険料の合計額を記入します。国保の保険料は証明書の添付が不要で、金額を正しく記入するだけで控除が受けられます(国民年金保険料は控除証明書の添付が必要です)。
また、国保の保険料は世帯主が納付義務者です。世帯主が実際に保険料を支払っている場合、世帯主の社会保険料控除として申告できます。確定申告の際は、誰が支払ったかを正しく把握しておくことが重要です。
国税庁「社会保険料控除」(https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1130.htm)を参考に作成しています。
年収・年齢・家族構成を入力するだけで、国保保険料の目安と社保との差額を自動計算します。すべて無料です。
よくある質問
- 国民健康保険料は自治体によって異なりますが、目安として年収300万円(単身・40歳未満)の場合、年間約20〜25万円程度です。年収500万円では約40〜50万円、年収700万円では約55〜70万円が目安です。40歳以上65歳未満の方は介護分が加算されるため、さらに高くなります。正確な金額はお住まいの自治体の料率で計算する必要があります。
- 主な違いは5つあります。(1)保険料:社保は会社と折半ですが、国保は全額自己負担です。(2)扶養制度:社保は扶養家族の保険料が無料ですが、国保には扶養の概念がなく、家族全員分の保険料がかかります。(3)傷病手当金:社保にはありますが、国保には原則ありません。(4)出産手当金:社保にはありますが、国保にはありません。(5)加入手続き:社保は会社が行いますが、国保は自分で市区町村に届け出ます。
- 国保を安くする主な方法は以下の通りです。(1)低所得世帯向けの軽減制度(7割・5割・2割軽減)を確認する。(2)失業・廃業時の減免申請を行う(非自発的失業者は前年所得を30/100として計算)。(3)所得を適正に申告し、経費を正しく計上する。(4)法人化して社会保険に加入する(所得が一定以上の場合に有利)。(5)国民健康保険組合への加入を検討する。いずれの方法も、まず市区町村の窓口で相談することをおすすめします。
- 退職前の給与水準によって異なります。任意継続は退職時の標準報酬月額(上限あり)で保険料が決まり、最長2年間加入できます。一方、国保は前年の所得に基づいて計算されます。一般的に、退職前の年収が高かった方は任意継続の方が安くなるケースが多いです。ただし、退職翌年は所得が下がれば国保の方が安くなることもあるため、両方の保険料を試算して比較することをおすすめします。
- 2026年度(令和8年度)の国民健康保険料の賦課限度額(上限額)は、医療分が65万円、後期高齢者支援金分が24万円、介護分が17万円で、合計106万円です。上限額は毎年見直されており、高所得者ほど上限に達しやすくなります。なお、上限額は全国一律ですが、実際の保険料率は自治体ごとに異なります。