時給から手取りを計算する方法
パートやアルバイトで働く場合、時給だけでは実際の手取り額がわかりにくいものです。手取りを正確に把握するには、勤務時間から月収・年収を計算し、そこから税金や社会保険料を差し引く必要があります。
月収・年収の計算方法
月収は「時給 x 1日の勤務時間 x 月の出勤日数」で計算できます。月の出勤日数は、週の勤務日数に4.33(365日/12ヶ月/7日)を掛けて概算します。年収は月収の12倍です。
知っておきたい「年収の壁」
パート・アルバイトで働く方が特に気を付けたいのが、いわゆる「年収の壁」です。年収が一定額を超えると税金や社会保険料の負担が急増し、手取りが減ってしまうことがあります。
- 103万円の壁:所得税が課税され始める年収ライン。基礎控除48万円+給与所得控除55万円=103万円。
- 106万円の壁:従業員51人以上の企業で社会保険への加入義務が発生するライン(週20時間以上、月額8.8万円以上など)。
- 130万円の壁:配偶者の社会保険の扶養から外れるライン。自分で国保・年金に加入する必要があります。
- 150万円の壁:配偶者特別控除が満額(38万円)から段階的に減額され始めるライン。
社会保険加入で手取りはどう変わる?
社会保険(健康保険・厚生年金)に加入すると、月収の約15%前後が保険料として天引きされます。ただし、将来の年金が増える、傷病手当金が受けられるなどのメリットもあります。
扶養内で働く場合の最適な時給・時間の目安
130万円の壁を超えないためには、年収を129万円以下に抑える必要があります。例えば時給1,200円の場合、年間の労働時間を1,075時間以内(週約20時間)に調整するのが目安です。