節税チェックリストの使い方
このツールは、年収と家族構成を入力するだけで「あなたが活用できる控除」を一覧表示し、それぞれの概算節税額を自動計算します。会社員の方が見落としがちな控除を漏れなくチェックできます。
限界税率とは?
限界税率とは、収入が1円増えたときに追加でかかる税率です。日本の所得税は累進課税(5%〜45%の7段階)で、これに住民税10%を加えた合計が実質的な限界税率です。控除を受けると「控除額 x 限界税率」分だけ税金が安くなるため、年収が高いほど各控除の節税効果が大きくなります。
主な控除の解説
- ふるさと納税 -- 自己負担2,000円で地方自治体の返礼品を受け取れる制度。控除上限額は年収と家族構成で決まります。
- iDeCo(個人型確定拠出年金) -- 掛金が全額所得控除。会社員(企業年金なし)は年間27.6万円まで拠出可能。運用益も非課税です。
- 生命保険料控除 -- 一般・介護医療・個人年金の3枠で最大12万円の控除。多くの会社員が年末調整で適用しています。
- 医療費控除 -- 年間医療費が10万円を超えた部分が所得控除。確定申告が必要ですが、家族全員分を合算できます。
- 住宅ローン控除 -- 住宅ローン残高の0.7%が最大13年間、税額から直接控除される強力な制度です。
- 配偶者控除 -- 配偶者の年収が103万円以下(合計所得48万円以下)の場合、最大38万円の所得控除が受けられます。
- 小規模企業共済 -- 個人事業主・フリーランス向け。掛金は全額所得控除で、月7万円(年84万円)まで拠出できます。
節税の優先順位
会社員の方が取り組みやすい節税の順番は以下の通りです。
- ふるさと納税(ワンストップ特例なら確定申告不要、実質負担2,000円)
- iDeCo(毎月の積立で老後資金も同時に準備)
- 生命保険料控除(年末調整で手軽に適用)
- 医療費控除(該当年のみ確定申告)
- 住宅ローン控除(住宅購入時に自動的に検討)