年収500万円の手取りは?【2026年最新】月額・税金・社保の全内訳
最終更新: 2026年3月20日 | 2026年税制改正対応
この記事の目次
1. 年収500万円の手取り完全内訳
年収500万円(額面)から差し引かれる税金と社会保険料の内訳を一覧にまとめました。以下は30歳・独身・東京都在住・会社員の場合の計算結果です。
| 項目 | 年額 | 月額 |
|---|---|---|
| 年収(額面) | 5,000,000 円 | 416,667 円 |
| 給与所得控除 | -1,440,000 円 | -120,000 円 |
| <税金> | ||
| 所得税 + 復興特別所得税 | -141,000 円 | -11,750 円 |
| 住民税 | -245,600 円 | -20,467 円 |
| 税金 小計 | -386,600 円 | -32,217 円 |
| <社会保険料> | ||
| 健康保険料(協会けんぽ 東京) | -243,792 円 | -20,316 円 |
| 厚生年金保険料 | -450,180 円 | -37,515 円 |
| 雇用保険料(0.6%) | -30,000 円 | -2,500 円 |
| 社会保険料 小計 | -723,972 円 | -60,331 円 |
| 手取り額 | 3,889,428 円 | 324,119 円 |
手取り率は約77.8%です。つまり額面の約78%が実際に手元に残り、約22%が税金と社会保険料として差し引かれます。
なお、上記は2026年の税制・料率に基づく概算値です。実際の手取り額は、扶養人数・各種控除の有無・居住地域の健康保険料率・ボーナスの有無などによって異なります。
2. 税金の内訳を詳しく解説
所得税の計算プロセス
年収500万円の所得税は、以下のプロセスで計算されます。
| 年収(額面) | 5,000,000 円 |
|---|---|
| 給与所得控除 | -1,440,000 円 |
| 給与所得 | 3,560,000 円 |
| 基礎控除 | -480,000 円 |
| 社会保険料控除 | -723,972 円 |
| 課税所得 | 2,356,028 円 |
課税所得2,356,028円には所得税率10%(控除額97,500円)が適用されます。
所得税額: 2,356,028円 × 10% - 97,500円 = 約138,100円
復興特別所得税: 138,100円 × 2.1% = 約2,900円
所得税合計: 約141,000円(月額約11,750円)
住民税の計算
住民税は課税所得に対して一律10%(都道府県民税4% + 市区町村民税6%)で計算され、均等割5,000円が加算されます。
住民税額: 約2,406,000円 × 10% + 5,000円 = 約245,600円(月額約20,467円)
※住民税の所得控除は所得税とやや異なります(基礎控除43万円など)。
住民税を詳しく計算したい方
住民税計算ツール →4. 月額手取りとボーナスの計算
ボーナスなしの場合
年収500万円をボーナスなし(12等分)で受け取る場合:
| 月額額面 | 416,667 円 |
|---|---|
| 所得税 + 復興税 | -11,750 円 |
| 住民税 | -20,467 円 |
| 社会保険料 | -60,331 円 |
| 月額手取り | 324,119 円 |
ボーナスあり(年2回・各2ヶ月分)の場合
月額基本給312,500円 + ボーナス625,000円 × 2回の場合:
| 項目 | 毎月の手取り | ボーナス手取り(1回) |
|---|---|---|
| 額面 | 312,500 円 | 625,000 円 |
| 控除合計 | -56,800 円 | -125,000 円 |
| 手取り | 約255,700 円 | 約500,000 円 |
ボーナスからは所得税と社会保険料が差し引かれますが、住民税はボーナスからは控除されません。そのため、ボーナスの手取り率(約80%)は月給の手取り率(約76%)よりもやや高くなります。
5. 年収500万円のリアルな生活費
月の手取り約32.5万円(ボーナスなしの場合)で、どのような生活ができるのでしょうか。一人暮らし(東京都内)を想定した生活費の目安です。
毎月の貯蓄目安
上記の生活費を合計すると約19〜25万円。残りの約7.5〜13.5万円を貯蓄・投資に回すことが可能です。
一般的に手取りの20%を貯蓄に回すことが推奨されており、年収500万円の場合は月約6.5万円・年間約78万円が目標ラインです。独身であれば十分に達成可能な水準です。
家族構成別の生活レベル
| 家族構成 | 生活レベルの目安 | 貯蓄可能額/月 |
|---|---|---|
| 独身(一人暮らし) | 都市部でもゆとりある生活 | 5〜10万円 |
| 夫婦二人(共働き) | 世帯年収次第で余裕あり | 配偶者の収入による |
| 夫婦+子ども1人(片働き) | 節約が必要な場面も | 1〜3万円 |
| 夫婦+子ども2人(片働き) | 家計のやりくりが重要 | 0〜2万円 |
6. 年収500万円で使える節税方法3選
年収500万円の会社員が活用できる主な節税方法と、それぞれの効果額をまとめました。
自己負担2,000円で各地の返礼品がもらえる制度。寄付額のうち2,000円を超える部分が所得税・住民税から控除されます。
| 控除上限額(目安) | 約61,000 円 |
|---|---|
| 自己負担額 | 2,000 円 |
| 返礼品の市場価値(3割想定) | 約18,000 円 |
実質2,000円で約18,000円分の返礼品を受け取れるため、実質的な節約効果は約16,000円です。食品・日用品を選べば生活費の削減にもつながります。
掛金が全額所得控除となり、運用益も非課税。60歳まで引き出せませんが、老後資金の積立と節税を同時に実現できます。
| 月額掛金上限(企業年金なし) | 23,000 円 |
|---|---|
| 年間掛金 | 276,000 円 |
| 所得税の節税効果(税率10%) | 約28,200 円 |
| 住民税の節税効果(税率10%) | 約27,600 円 |
iDeCoで月23,000円をフル拠出すると、所得税・住民税合わせて年間約55,800円の節税効果があります。30年間続けると約167万円の節税になります。
年間の医療費が10万円(または所得の5%)を超えた場合、超過分が所得控除の対象になります。歯科治療・出産費用なども対象です。
| 医療費が年間20万円の場合 | |
|---|---|
| 控除対象額 | 100,000 円 |
| 所得税の節税効果(税率10%) | 約10,200 円 |
| 住民税の節税効果(税率10%) | 約10,000 円 |
医療費20万円の場合、約20,200円の節税効果があります。レーシック・インプラント・不妊治療なども対象になるため、大きな医療支出がある年は忘れずに申告しましょう。
3つの節税方法を併用した場合の効果
| 節税方法 | 年間効果額 |
|---|---|
| ふるさと納税 | 約16,000 円(実質節約) |
| iDeCo | 約55,800 円(節税) |
| 医療費控除(医療費20万円の場合) | 約20,200 円(節税) |
| 合計 | 約92,000 円/年 |
3つを併用すれば、年間約9.2万円のメリットを得られます。月額に換算すると約7,700円の手取りアップに相当します。
7. 年収400万・500万・600万の手取り比較
年収500万円と前後の年収帯を比較してみましょう。年収が上がっても税率が上がるため、手取りの増加額は額面の増加額より小さくなります。
| 項目 | 年収400万円 | 年収500万円 | 年収600万円 |
|---|---|---|---|
| 額面年収 | 4,000,000 円 | 5,000,000 円 | 6,000,000 円 |
| 給与所得控除 | 1,240,000 円 | 1,440,000 円 | 1,640,000 円 |
| 所得税 | 約85,000 円 | 約141,000 円 | 約207,000 円 |
| 住民税 | 約178,000 円 | 約245,600 円 | 約313,000 円 |
| 社会保険料 | 約580,000 円 | 約723,972 円 | 約868,000 円 |
| 税金+社保 合計 | 約843,000 円 | 約1,110,572 円 | 約1,388,000 円 |
| 手取り額 | 約3,157,000 円 | 約3,889,428 円 | 約4,612,000 円 |
| 手取り率 | 約78.9% | 約77.8% | 約76.9% |
| 月額手取り | 約263,000 円 | 約324,000 円 | 約384,000 円 |
ポイント
- 400万→500万(+100万円): 手取りは約73万円増加。額面増加の73%が手取りに反映されます。
- 500万→600万(+100万円): 手取りは約72万円増加。年収が上がると手取り率がやや低下します。
- 年収500万円は所得税率10%の範囲内ですが、600万円では一部が20%の税率帯に入ります。
- 社会保険料は年収に比例するため、年収が上がるほど負担額も増加します。
8. よくある質問(FAQ)
関連ツール・ページ
年収別手取り早見表
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3. 社会保険料の内訳
年収500万円の会社員が負担する社会保険料の内訳です。社会保険料は税金よりも負担が大きく、手取りへの影響は最も大きい項目です。
社会保険料は額面の約14.5%を占めます。なお、会社も同額程度を負担しているため、実際の社会保険料コストは約30%に達します。
健康保険料率は都道府県によって異なります。最も高い佐賀県(5.34%)と最も低い新潟県(4.62%)では、年間で約3.6万円の差が出ます。
40歳以上は介護保険料が加算されます。40歳になると介護保険料(約0.8%)が健康保険料に上乗せされ、年間で約4万円の追加負担が発生します。