基礎控除の早見表2026年版所得別の控除額を一覧表示

最終更新: 2026年10月(令和8年分の税制改正に対応)

30秒でわかるポイント

  • 2026年分(令和8年分)から基礎控除が48万円から最大104万円に引上げ
  • 合計所得489万円以下104万円/655万円以下67万円/2,350万円以下62万円に区分
  • 給与収入のみの所得税の課税最低限は178万円(給与所得控除74万円+基礎控除104万円)
  • 住民税の基礎控除は43万円のまま(所得税とは別)。合計所得2,500万円超は0円(従来通り)
FP技能士2級 × Webエンジニア 制作 計算ロジックは運営者(FP技能士2級・Webエンジニア歴10年以上)が国税庁・厚生労働省・日本年金機構の一次データに基づき設計・実装・検証しています。

基礎控除額の早見表(2026年分・令和8年分)

2026年(令和8年)分の所得税から適用される基礎控除額です(令和8年・9年分の特例加算を含む金額。令和10年分以降は別途決まります)。

合計所得金額 基礎控除額(所得税) 基礎控除額(住民税) 2024年分までとの差額(所得税)
489万円以下 104万円 NEW 43万円 +56万円
489万円超 655万円以下 67万円 NEW 43万円 +19万円
655万円超 2,350万円以下 62万円 NEW 43万円 +14万円
2,350万円超 2,400万円以下 48万円 43万円 0円
2,400万円超 2,450万円以下 32万円 29万円 0円
2,450万円超 2,500万円以下 16万円 15万円 0円
2,500万円超 0円 0円 0円

※ 2024年分までは、合計所得2,400万円以下の全ての水準で所得税の基礎控除は48万円でした。2025年分は合計所得132万円以下で95万円などに引き上げられ、2026年分でさらに引き上げられています。住民税の基礎控除は43万円で据え置かれています(国税庁 No.1199・総務省)。

年収と合計所得金額の対応表(給与所得者向け)

給与所得控除を差し引いた後の合計所得金額と、適用される基礎控除額の対応表です。

給与年収 給与所得控除 合計所得金額 基礎控除額(2026年分) 基礎控除額(2024年分まで) 差額

改正前(2024年分まで)との比較表

合計所得金額 2024年分まで(所得税) 2026年分(所得税) 増減
100万円48万円104万円+56万円
150万円48万円104万円+56万円
300万円48万円104万円+56万円
489万円48万円104万円+56万円
500万円48万円67万円+19万円
655万円48万円67万円+19万円
700万円48万円62万円+14万円
1,000万円48万円62万円+14万円
2,350万円48万円62万円+14万円
2,400万円48万円48万円0円
2,450万円32万円32万円0円
2,500万円16万円16万円0円
2,500万円超0万円0万円0円

基礎控除の影響シミュレーター

年収を入力すると、基礎控除の変更による税額への影響を計算します。

額面の年収を入力してください
基礎控除の引上げによる所得税の年間減税額(概算)
-
所得税+住民税の合計減税額
基礎控除額(2026年分)
-
基礎控除額(2024年分まで)
-
控除増加額
-
所得税の減税額
-
住民税の減税額
-

年収別 基礎控除額の比較グラフ

基礎控除の仕組みと2026年分の改正の解説

基礎控除とは

基礎控除は、所得税と住民税の計算において全ての納税者に適用される所得控除です。確定申告や年末調整で自動的に適用されるため、特別な手続きは不要です。「最低限の生活費には課税しない」という考え方に基づく控除で、合計所得金額に応じて控除額が決まります。

2026年分の改正のポイント

2026年(令和8年)分の所得税から、基礎控除が引き上げられました。本則は58万円から62万円に上がり、これに令和8年・9年分の特例加算が上乗せされます(合計所得489万円以下で+42万円、489万円超655万円以下で+5万円)。2024年分までは合計所得2,400万円以下で一律48万円でした。

合計所得金額489万円以下の方は基礎控除が104万円となり、従来の48万円から56万円増額されます。給与収入のみなら年収約665万円までが対象で、幅広い会社員・パートの税負担が軽くなります。一方、合計所得655万円を超える方は62万円(従来から+14万円)、2,350万円を超える方は従来と同じです。

給与所得控除との関係

給与所得者の場合、年収から給与所得控除を差し引いた金額が「合計所得金額」となり、これに基づいて基礎控除額が決まります。例えば年収300万円の場合、給与所得控除は98万円なので、合計所得金額は202万円となり、基礎控除は104万円(2026年分)が適用されます。

課税最低限の変化

基礎控除の引上げにより、いわゆる「課税最低限」(所得税がかからない年収の上限)も引き上がります。給与所得控除の最低額74万円+基礎控除104万円=178万円が課税最低限の目安です(単身で他の控除がない場合)。2025年分は65万円+95万円=160万円、2024年分までは55万円+48万円=103万円でした。

住民税の基礎控除は43万円のまま

所得税の基礎控除が引き上げられた一方、住民税の基礎控除は43万円のまま据え置かれています(令和9年度課税分も同じ)。このため、所得税が非課税でも住民税がかかる年収帯(給与収入のみで約106万円〜178万円)があります。

手取りへの反映

毎月の給与から引かれる源泉徴収税額は改正前の計算のままで、改正後の基礎控除は2026年12月の年末調整(または確定申告)で反映されます。

よくある質問(FAQ)

基礎控除とは何ですか?
基礎控除は、所得税と住民税の計算において、全ての納税者が所得から差し引ける控除です。2026年分(令和8年分)の所得税では、合計所得金額489万円以下の場合は104万円が控除されます。所得が増えるにつれて段階的に控除額が減少し、合計所得金額2,500万円超で0円になります。
2026年分の基礎控除の改正で何が変わりましたか?
2026年分(令和8年分)の所得税から、基礎控除が従来の48万円から、合計所得金額489万円以下で104万円、489万円超655万円以下で67万円、655万円超2,350万円以下で62万円に引き上げられました。2,350万円超の区分は従来どおり、2,350万円超2,400万円以下で48万円、2,450万円以下で32万円、2,500万円以下で16万円、2,500万円超で0円です。
基礎控除の引上げで手取りはいくら増えますか?
手取りの増加額は所得水準によって異なります。給与収入のみの独身の方で、年収300万円〜500万円なら所得税が年間約3〜5万円減ります。合計所得489万円(年収約665万円)を超えると基礎控除が67万円に下がるため、増加額は小さくなります。住民税の基礎控除は43万円のままなので、住民税への直接の影響はありません。
住民税の基礎控除も変わりますか?
住民税の基礎控除は43万円のまま据え置かれています(令和9年度課税分も同じ)。合計所得2,400万円超で段階的に減り、2,500万円超で0円になる点は従来どおりです。所得税の基礎控除(最大104万円)より低いため、所得税が非課税でも住民税がかかる場合があります。
給与所得控除との関係は?
給与所得控除は給与収入から差し引く控除で、基礎控除はその後の所得(合計所得金額)からさらに差し引く控除です。例えば年収300万円の場合、給与所得控除98万円を引いた合計所得金額は202万円となり、基礎控除は104万円が適用されます。給与所得控除の最低額74万円と基礎控除104万円を合わせた178万円が、給与収入のみの場合の所得税の課税最低限です。

【免責事項】

本ツールの計算結果はあくまで概算・目安であり、実際の税額とは異なる場合があります。

  • 基礎控除額は法改正により変更される可能性があります。
  • 住民税の基礎控除額は自治体により異なる場合があります。
  • 他の控除(配偶者控除・扶養控除等)は考慮していません。
  • 本ツールの利用により生じた損害について、当サイトは一切の責任を負いません。
  • 正確な税額は税務署や税理士にご確認ください。

© くらしの計算機

関連コラム

【2026年】手取りはいくら変わる?
年収別の手取り早見表と税制改正の影響を解説。
【2026年版】国民健康保険料はいくら?
計算方法・高い理由・安くする方法を解説。

計算根拠・参照データ

本ページの内容は、以下の公的機関のデータ・法令に基づいています。

※ 計算結果はあくまで概算です。正確な金額は税務署や税理士にご確認ください。

シェアする X LINE B!