年金年額210万円は、月額に直すと約17.5万円です。会社員として長く働いた方の平均的な年金額に近い水準です。手取りは年約193万円(月約16.1万円・手取り率91.7%)で、税金と社会保険料で年間約17万円が差し引かれます。
計算の流れは、年金収入210万円から公的年金等控除110万円を引いた年金所得約100万円が出発点です。所得税・住民税は非課税の範囲に収まり、負担は国民健康保険料(約117,263円)と介護保険料(約56,000円)が中心です(東京都特別区の目安)。
配偶者がいて扶養に入れる場合は、配偶者控除の分だけ税負担が軽くなり、手取りは約1,926,737円(単身との差は約0円)になります。公的年金の収入が400万円以下で、年金以外の所得が20万円以下なら確定申告は不要ですが、医療費控除などで還付を受けたい場合や、住民税の申告が必要な自治体では申告が必要になることがあります。受給開始を遅らせる繰り下げ受給は、1か月あたり0.7%(1年で8.4%)増額されるため、手取りを増やす選択肢のひとつです。